WordPress(ワードプレス)でLightobox2を利用する方法

WordPress(ワードプレス)でLightobox2を利用する方法

今回は、Lightbox2をWordPress(ワードプレス)で利用する方法を紹介します。ただ、今回は、プラグインを利用する方法ではなく、コーディングで対応する方法です。

なお、Lightox2を導入する方法は「LIGHTBOXでギャラリーを作る方法」をご参考ください。

サンプル

画像

画像(キャプションあり)

ギャラリー

投稿に導入する方法

投稿ごとに導入する場合には「カスタムHTML」を利用してください

CSSファイルインクルード

ここではCDNを利用することにします。

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/lightbox2/2.11.3/css/lightbox.css">

jQueryインクルード

WordPressではjQueryはインクルードされているとは思いますが、前提条件として必要なので、一応記載しておきます。ただ、競合するような場合には不要です。

<script src="https://code.jquery.com/jquery.min.js"></script>

JSファイルインクルード

JSファイルもインストール不要の、CDNを利用する前提とします。

<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/lightbox2/2.11.3/js/lightbox.min.js"></script>

Javascriptコード追加

最後にJavascriptのコードを追加します。

この処理の仕様は以下の通りです。

  1. Figureタグの直下にあるImgオブジェクトを対象とする
  2. Imgオブジェクトをアンカータグ(<a>)でラップし、href属性にイメージのURIを設定する
  3. 同時にアンカータグ(<a>)に属性『data-lightbox』を設定し、同一の文字列を値と指定することで、複数の写真を一つのギャラリーとして表示させます。
  4. あわせて、Figureタグと紐づく、figcaptionをキャプション文字列とし、生成したアンカータグ(<a>)に属性『data-title』に設定する。
  5. ギャラリーを想定し、Figcaptionに文字列が設定されていない場合には、Figureタグ上位のFigureタグを検索し、それに紐づくFigcaptionをキャプション文字列とする
  6. 最後にLightboxを初期化します。なお、サンプルでは、以下のようなオプションにしてあります。
      lightbox.option({
         'albumLabel':"%1/%2",
         'showImageNumberLabel':true,
         'wrapAround': true
      });

オプションについては、適時修正してください。また、以下のページをご参考ください。

function setLightBox2() {
   var elements = document.querySelectorAll("figure img");
   var len = elements.length;
   for (var i=0; i <len; i++ ) {
      var elm = elements[i];
      /* アンカー設定 */
      setAnchor(elm);
   }
   /* Lightbox2初期化 */
   initializeLightbox2();
}
function setAnchor(elm) {
   var anchor = document.createElement("A");
   var fig = elm.parentElement;
   var caption = "";
   var imgSrc = elm.getAttribute('src');

   /* キャプション取得 */
    figCap = getCaption(fig);
   if ( figCap != undefined ) {
      caption = figCap.textContent;
   }
   if ( caption == "" ) {
      var parelentEem = fig.parentElement;
      for ( var i=0; i < 3; i++ ) {
         if ( parelentEem == undefined ) break;
         var tagName = parelentEem.tagName;
         if ( tagName != undefined ) {
            if ( tagName.toUpperCase() == "FIGURE" ) {
               /* ギャラリーの場合のキャプションを再取得を試みる */
               var subFigcap = getCaption(parelentEem);
               if ( subFigcap != undefined ) caption = subFigcap.textContent;
               break;
            }
         }
         parelentEem = parelentEem.parentElement;
      }
   }
   /* キャプション設定 */
   anchor.setAttribute('data-title',caption);
   /* URL設定*/
   anchor.setAttribute('href',imgSrc);
   /* 属性を設定し一つのギャラリーとする */
   anchor.setAttribute('data-lightbox','wordpress-lightbox');
   /* アンカーにイメージを設定 */
   anchor.appendChild(elm);
   /* Figureにアンカーを再設定 */
   if ( figCap == undefined ) {
      fig.appendChild(anchor);
   } else {
      fig.insertBefore(anchor,figCap);
   }
}
function getCaption(fig) {
   var figCap = null;
   /* キャプション取得 */
   if (fig.hasChildNodes()) {
      var children = fig.childNodes;
      for (var i = 0; i < children.length; i++) {
         var child = children[i];
         var tagName = child.tagName
         if ( tagName != undefined ) {
            if ( tagName.toUpperCase() == "FIGCAPTION" ) {
               /* キャプションの場合 */
               figCap = child
               break;
            }
         }
      }
   }
   return figCap;
}
function initializeLightbox2() {
      lightbox.option({
         'albumLabel':"%1/%2",
         'showImageNumberLabel':true,
         'wrapAround': true
      });
}
/* ギャラリー設定処理実行 */
setLightBox2();
JSファイルにしました

この処理はJSファイル前提なので、JSファイルにしてあります。

<script src="https://www.single-life.tokyo//js/lightbox2ForWordpress.js"></script>

すべてのソースを読み込むには?

最後に、上記ソースを読み込むと以下のようなコードを「カスタムHTML」で追加してください。

サイト全体に導入方法

ウィジェットに追加

ウェジェットにフッター項目があるようでしたら、そこにカスタムHTMLで上記Javascriptを追加してください。

ウィジェット

コードを追加し、保存してください

テーマを直接編集

「テーマファイルエディタ」から選択しているテーマのソースを直接編集することができます。

そこで「footer.php」を直接編集できますので、そこのscriptタグを追加してください。

テーマファイルエディタ

ご参考

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