SMTゴールドインデックス(金の投資信託)運用報告(2022年8月)

ワタシは『SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)』を積み立てています。

ゴールドは、利息が付かない資産で資産拡大には寄与しないといわれています。

ですが、実際積み立てるとどうなるでしょうか。見ていきましょう。

なお、前月の運用報告は以下の記事をご参照ください。

「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」とは

商品名三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
信託報酬0.275%
信託財産留保額なし
購入時手数料なし
純資産37.22億円(2021年9月2日現在)
ベンチマークLBMA金価格(円換算ベース)
設定日2017/11/28
償還日無期限
主要な資産ISHARES GOLD TRUST (IAU)

まず、ワタシが積み立ててている「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」のファンドの紹介です。

ブログ記事「金の投資信託を購入しました、その理由は?」を書いた2021年8月には純資産額が13.65億円だったにも関わらず、現在は37億円にまでお金を集めています。最近は急増していませんが、今月も先月から比べると1億円くらい増えています。

年初来チャート

まず、年始から株価が暴落していますが、ゴールドはどうでしょうか。ドルベースですが、ゴールドのチャートを見てみましょう。

金のETF「IAU」とS&P500の年初来のチャートが以下になります。

ゴールドは、3月に急騰しましたが、その後値段を下げ、9月1日現在で5.25%程度の下落となっています。特に最近は、長期金利が上昇していて、ドル高が進行。ドルと逆相関する金は、その価格を落としています。

一方S&P500に至ってはとうとう17%以上の下落になっています。

積み立て履歴

では、ワタシのゴールドインデックスの積立履歴を見ていきましょう。

年月基準価額評価額評価損益投資額
2021年8月12,7241,027,952+27,952(2.80%)1,000,000
2021年9月12,3461,193,087-6,957(-0.58%)200,000
2021年10月13,0541,465,955+65,955(+4.71%)200,000
2021年11月12,9531,645,406+45,406(+2.84%)200,000
2021年12月13,2411,886,249+86,249(+4.79%)200,000
2022年1月12,4512,072,398+72,398(+3.62%)200,000
2022年2月13,9212,393,065+193,065(+8.78%)200,000
2022年3月15,0642,792,583+392,583(+16.36%)200,000
2022年4月15,4563,063,306+463,306(+17.82%)200,000
2022年5月15,1133,193,062+393,062(+14.04%)200,000
2022年6月15,7963,540,727+540,727(+18.02%)200,000
2022年7月15,0163,564,840+364,840(+11.40%)200,000
2022年8月15,1633,799,094+399,094(+11.74%)200,000

毎月20万ずつ積み立てていますが初回の2021年8月だけ100万円を一括で投資しています。

ゴールドは利息も生まず、成長しないと思われる資産ですが、結構増えています。

年初来チャートでは、ほぼ横ばいであるにも関わらず、12月末でプラス4%程度であった含み益が8月末には11%程度に成長しています。

ただ、6月は評価益プラス18%だったので、7月・8月のドル高でゴールドが急落してしまった影響が出てしまっていると思います。

ただ、積み立てて1年経過して、その利回りは10%以上で、悪くはないのではないでしょうか。

SPDRゴールド・シェア(1326)とiSSP500米国株(1655)のチャート

円換算にするために東証のETFで比較したチャートが以下のチャートになります。

過去1か月チャート

まず過去1か月間のチャートです。

ゴールドS&P500ともに数パーセントの上昇にとどまっていますね。

ドルベースだとS&P500はこの1か月間4%程度の下落でしたが、円ベースだとプラスだということがわかります。総じて大きな変化がなかった1か月だったのではないでしょうか。

過去1年チャート

次に過去1年のチャートです。過去1年の円ベースのチャートだと、年始からの株価の下落もあり、ゴールドはS&P500を超えるパフォーマンスをあげています。一方、S&P500は今年に入ってからさえない展開が続いていましたが7月の上昇で、ゴールドの追いつきつつありましたが、8月の下落でまた、少し差が開きつつありますね。

ゴールドはドルベースだと横ばいなおですが円ベースだと円安の影響を受けプラス18.85%ものの上昇になっています。

まとめ

積み立て開始から1年1か月目でした。

評価損益はプラス10%超

これをいいとみるか、株式に劣後するかは人それぞれの考えだと思います。

確かにゴールドには急成長する爆発力はありませんが、2月のウクライナ危機のように有事が発生すると高騰しやすいです。そのような場合、株価は急落するものなので、そのヘッジとしてはゴールドは有効な投資先なのではないかと、ワタシは考えます。

皆さんの投資の一助になればと思います。