SMTゴールドインデックス(金の投資信託)運用報告(2023年10月)
ワタシは『SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)』を積み立てています。
ゴールドは、利息が付かない資産で資産拡大には寄与しないといわれています。
ですが、実際積み立てるとどうなるでしょうか。見ていきましょう。
なお、前月の運用報告は以下の記事をご参照ください。
Contents
「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」とは
商品名 | 三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) |
信託報酬 | 0.275% +マザーファンドの信託報酬(年率0.25%~0.4%程度) |
信託財産留保額 | なし |
購入時手数料 | なし |
純資産 | 56.90億円(2023年10月31日現在) |
ベンチマーク | LBMA金価格(円換算ベース) |
設定日 | 2017/11/28 |
償還日 | 無期限 |
主要な資産 | ISHARES GOLD TRUST (IAU) |
まず、ワタシが積み立ててている「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」のファンドの紹介です。
ブログ記事「金の投資信託を購入しました、その理由は?」を書いた2021年8月には純資産額が13.65億円だったにも関わらず、現在はとうとう50億円に達しています。総資産額を着実に増やしています。
過去1か月のチャート
まず、この1か月のトレンドを見てみましょう。ドルベースですが、ゴールドとS&P500のチャートを見てみましょう。金のETF「IAU」とS&P500のETF「VOO」の1か月のチャートが以下になります。
ゴールド(IAU)は8.81%の急上昇。一方、S&P500(VOO)は3%程度の下落になっていて、対照的な結果になっていますね。
年初来チャート
次に年初来チャートを見てみます。
ゴールドは、23.5%の上昇、一方、S&P500のVOOは、24.25%の上昇に、ともに同じくらいの上昇になっています。
過去1年チャート
さらに、過去1年チャートを見てみます。
ゴールドもS&P500も上昇していますが、ゴールドが20%以上少々している一方、S&P500は、8%程度の上昇なので、この1年ではゴールドが圧勝です。
積み立て履歴
では、ワタシのゴールドインデックスの積立履歴を見ていきましょう。
年月 | 基準価額 | 評価額 | 評価損益 | 投資額 |
2021年8月 | 12,724 | 1,027,952 | +27,952(2.80%) | 1,000,000 |
2021年9月 | 12,346 | 1,193,087 | -6,957(-0.58%) | 200,000 |
2021年10月 | 13,054 | 1,465,955 | +65,955(+4.71%) | 200,000 |
2021年11月 | 12,953 | 1,645,406 | +45,406(+2.84%) | 200,000 |
2021年12月 | 13,241 | 1,886,249 | +86,249(+4.79%) | 200,000 |
2022年1月 | 12,451 | 2,072,398 | +72,398(+3.62%) | 200,000 |
2022年2月 | 13,921 | 2,393,065 | +193,065(+8.78%) | 200,000 |
2022年3月 | 15,064 | 2,792,583 | +392,583(+16.36%) | 200,000 |
2022年4月 | 15,456 | 3,063,306 | +463,306(+17.82%) | 200,000 |
2022年5月 | 15,113 | 3,193,062 | +393,062(+14.04%) | 200,000 |
2022年6月 | 15,796 | 3,540,727 | +540,727(+18.02%) | 200,000 |
2022年7月 | 15,016 | 3,564,840 | +364,840(+11.40%) | 200,000 |
2022年8月 | 15,163 | 3,799,094 | +399,094(+11.74%) | 200,000 |
2022年9月 | 15,262 | 4,019,465 | +419,465(+11.65%) | 200,000 |
2022年10月 | 15,472 | 4,274,992 | +474,992(+12.50%) | 200,000 |
2022年11月 | 15,403 | 4,451,100 | +451,100(+11.28%) | 200,000 |
2022年12月 | 15,266 | 4,607,883 | +407,883(+9.71%) | 200,000 |
2023年1月 | 15,874 | 4,993,644 | +593,644(+13.49%) | 200,000 |
2023年2月 | 15,679 | 5,134,065 | +534,065(+11.61%) | 200,000 |
2023年3月 | 16,737 | 5,687,994 | +887,994(+18.50%) | 200,000 |
2023年4月 | 16,861 | 5,929,049 | +929,049(+18.58%) | 200,000 |
2023年5月 | 17,304 | 6,286,730 | +1,086,730(+20.90%) | 200,000 |
2023年6月 | 17,468 | 6,548,477 | +1,148,477(+21.27%) | 200,000 |
2023年7月 | 17,436 | 6,740,745 | +1,140,745(+20.37%) | 200,000 |
2023年8月 | 17,926 | 7,134,686 | +1,334,686(+23.01%) | 200,000 |
2023年9月 | 17,611 | 7,207,257 | +1,207,257(+20.12%) | 200,000 |
2023年10月 | 18,807 | 7,910,021 | +1,710,021(+27.58%) | 200,000 |
毎月20万ずつ積み立てていますが初回の2021年8月だけ100万円を一括で投資しています。
2022年3月から大きく含み益を増やしていきましたが、2022年7月くらいからは横ばいが続いていました。
しかし、2023年3月から、またゴールドが上昇、含み益が18%を超えて、4か月連続で過去最高を記録。とうとう5月末には含み益が20%を超えてきました。
先月(2023年9月)はいったん下がったものの、2023年10月にまた急上昇し、過去最高の成績になっています。含み益27%を超えてきました。
基本的には含み益が10%程度あればいいと思っているので、驚きのパフォーマンスです。
SPDRゴールド・シェア(1326)とiSSP500米国株(1655)のチャート
過去1か月チャート
円換算にするために東証のETFで比較したチャートが以下のチャートになります。
まず過去1か月間のチャートです。
ゴールド、は8.8%程度の急上昇、一方、S&P500は3%程度のの下落でした。
ゴールドとS&P500は対照的な結果になりました。
年初来チャート
年初来で見るとゴールドもS&P500も絶好調ですね。
両方とも20%を超えるプラスになっています。
ただ、6月以降、S&P500がアウトパフォームして、6月以降は横ばいのゴールドを引き離していましたが、2023年10月にゴールドがS&P500に追いつきつつあります。
過去1年チャート
最後に過去1年のチャートです。過去1年の円ベースのチャートだと、5月まで、ゴールドはS&P500を超えるパフォーマンスをあげていましたが、6月にパフォーマンスはS&P500に追いつかれそうになりましたが、10月にまた一気に引き離しましたね。
まとめ
積み立て開始からちょうど2年3か月目(27か月目)でした。
評価損益はプラス27.58%。
含み益・評価益率ともの急上昇した月でした。
背景には、多分、ハマス・イスラエル戦争があるのではないかと思います。
去年2月のウクライナ戦争開始時もそうでしたが、やっぱり有事のゴールドは強い!という印象ですね。
なので、これからも積み立てていく予定です。
皆さんの投資の一助になればと思います。