ゴールドファンド(金の投資信託)運用報告(2024年2月)
ワタシは『SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)』を保有し、2024年1月からは『SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)』を積み立てています。
ゴールドは、利息が付かない資産で資産拡大には寄与しないといわれています。
ですが、実際積み立てるとどうなるでしょうか。見ていきましょう。
なお、前月の運用報告は以下の記事をご参照ください。
Contents
保有しているゴールドファンドは?
商品名 | 三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) | SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) |
信託報酬 | 0.525% ~0.675%程度 | 0.1838%程度 |
信託財産留保額 | なし | なし |
購入時手数料 | なし | なし |
純資産 | 58.47億円 (2024年3月1日現在) | 39.34億円 (2024年03月01日現在) |
ベンチマーク | LBMA金価格(円換算ベース) | なし |
設定日 | 2017/11/28 | 2023/06/08 |
償還日 | 無期限 | 無期限 |
主要な資産 | ISHARES GOLD TRUST (IAU) | iShares Physical Gold ETC (IGLN.L) |
ワタシが積み立ててている「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」と「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」です。
「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」は、ブログ記事「金の投資信託を購入しました、その理由は?」を書いた2021年8月には純資産額が13.65億円だったにも関わらず、現在はとうとう50億円に達して、58億円まで来ました。総資産額を着実に増やしています。
一方「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」は2023年に設定された、新しいファンドでした。信託報酬が安かったんですが純資産額の小ささから購入をためらっていたんですが、2024年には30億円を超えてきて、ようやく購入することにしました。
総資産額の上昇ペースは「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」より早く、こちらのほうが多くなるのは時間の問題かもしれません
そのため、「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」の積立はやめることにしました。
過去1か月のチャート
まず、この1か月のトレンドを見てみましょう。ドルベースですが、ゴールドとS&P500のチャートを見てみましょう。金のETF「IAU」とS&P500のETF「VOO」の1か月のチャートが以下になります。
ゴールド(IAU)は0.62%の下落。一方、S&P500(VOO)は3.8%以上の上昇になっています。
ドル換算では下落していますね。
年初来チャート
年初来、といっても、1月・2月だけの2か月間チャートですが、年初来でもゴールドは、下落、S&P500は上昇という感じになっています。
過去1年チャート
最後に過去1年チャートを見てみます。
過去1年だと、ゴールドは10%程度上昇で、S&P500は27.56%の上昇とやはり株式の上昇はすごいですね。
積み立て履歴
では、ワタシのゴールドファンドの積立履歴を見ていきましょう。
SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
年月 | 基準価額 | 評価額 | 評価損益 | 投資額 |
2021年8月 | 12,724 | 1,027,952 | +27,952(2.80%) | 1,000,000 |
2021年9月 | 12,346 | 1,193,087 | -6,957(-0.58%) | 200,000 |
2021年10月 | 13,054 | 1,465,955 | +65,955(+4.71%) | 200,000 |
2021年11月 | 12,953 | 1,645,406 | +45,406(+2.84%) | 200,000 |
2021年12月 | 13,241 | 1,886,249 | +86,249(+4.79%) | 200,000 |
2022年1月 | 12,451 | 2,072,398 | +72,398(+3.62%) | 200,000 |
2022年2月 | 13,921 | 2,393,065 | +193,065(+8.78%) | 200,000 |
2022年3月 | 15,064 | 2,792,583 | +392,583(+16.36%) | 200,000 |
2022年4月 | 15,456 | 3,063,306 | +463,306(+17.82%) | 200,000 |
2022年5月 | 15,113 | 3,193,062 | +393,062(+14.04%) | 200,000 |
2022年6月 | 15,796 | 3,540,727 | +540,727(+18.02%) | 200,000 |
2022年7月 | 15,016 | 3,564,840 | +364,840(+11.40%) | 200,000 |
2022年8月 | 15,163 | 3,799,094 | +399,094(+11.74%) | 200,000 |
2022年9月 | 15,262 | 4,019,465 | +419,465(+11.65%) | 200,000 |
2022年10月 | 15,472 | 4,274,992 | +474,992(+12.50%) | 200,000 |
2022年11月 | 15,403 | 4,451,100 | +451,100(+11.28%) | 200,000 |
2022年12月 | 15,266 | 4,607,883 | +407,883(+9.71%) | 200,000 |
2023年1月 | 15,874 | 4,993,644 | +593,644(+13.49%) | 200,000 |
2023年2月 | 15,679 | 5,134,065 | +534,065(+11.61%) | 200,000 |
2023年3月 | 16,737 | 5,687,994 | +887,994(+18.50%) | 200,000 |
2023年4月 | 16,861 | 5,929,049 | +929,049(+18.58%) | 200,000 |
2023年5月 | 17,304 | 6,286,730 | +1,086,730(+20.90%) | 200,000 |
2023年6月 | 17,468 | 6,548,477 | +1,148,477(+21.27%) | 200,000 |
2023年7月 | 17,436 | 6,740,745 | +1,140,745(+20.37%) | 200,000 |
2023年8月 | 17,926 | 7,134,686 | +1,334,686(+23.01%) | 200,000 |
2023年9月 | 17,611 | 7,207,257 | +1,207,257(+20.12%) | 200,000 |
2023年10月 | 18,807 | 7,910,021 | +1,710,021(+27.58%) | 200,000 |
2023年11月 | 18,945 | 8,171,543 | +1,771,543(+27.68%) | 200,000 |
2023年12月 | 18,451 | 8,161,168 | +1,561,168(+23.65%) | 200,000 |
2024年1月 | 18,901 | 8,360,210 | +1,760,210(+26.67%) | 0 |
2024年2月 | 19,281 | 8,528,290 | +1,928,290(+29.22%) | 0 |
毎月20万ずつ積み立てていますが初回の2021年8月だけ100万円を一括で投資しています。
こつこつ積み立てていき、かつ、含み益もこつこつ上昇しています。
2022年3月、2023年3月、2023年10月など、時折大きく上昇する局面を迎え、含み益を伸ばしている感じですね。
2024年からは積み立てを停止しました。
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
年月 | 基準価額 | 評価額 | 評価損益 | 投資額 |
2024年1月 | 10,916 | 204,477 | +4,477(+2.24%) | 200,000 |
2024年2月 | 11,146 | 412,403 | +12,403(+3.10%) | 200,000 |
2024年1月から「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)」の積立を開始。今後どうなるか確認していきたいですね。
両ファンドの合計
年月 | 評価額 | 評価損益 | 投資額 |
2024年1月 | 8,564,687 | +1,764,687(+25.95%) | 200,000 |
2024年2月 | 8,940,693 | +1,940,693(+27.72%) | 200,000 |
両ファンドの合計の損益は上記のようになっています。含み益率が25%以上と絶好調ですね。2月は2%弱ほど上昇していて絶好調ですね。
SPDRゴールド・シェア(1326)とiSSP500米国株(1655)のチャート
過去1か月チャート
円換算にするために東証のETFで比較したチャートが以下のチャートになります
まず過去1か月間のチャートです。
ゴールド、は1.6%以上の上昇、一方、S&P500は6%程度の上昇と、ともに絶好調の月になりました。
年初来チャート
次に年初来チャートでは、ゴールドも3.7%以上の上昇、S&P500は12%弱の上昇と、どちらもやはり絶好調ですね。
過去1年チャート
過去1年のチャートです。
ゴールドはが21%以上の上昇、S&P500をは41%程度の上昇と、絶好調の1年になっていますね。
過去1年で見ると、ゴールドがS&P500を上回ったこともありますが、昨年の10月以降は追いつけていない展開ですね。
まとめ
積み立て開始から2年7か月目(31か月目)でした。
評価損益はプラス27%強でした。
含み益・評価益率ともの上昇でしたね。ドル換算だと下落していたので、単純に円安効果ですが、ゴールドは、円安効果のインフレ対策にもなるんではないんでしょうかね。
皆さんの投資の一助になればと思います。