SPYDの1年間の積立投資結果(2023年)

高配当ETF、SPYDを昨年、2020年2月から積み立てを開始してみました。1年結果してどうなったか見てみたいと思います。

高配当株式ETF SPYD

SPYDとは?

まず、SPYDとは米国投資会社ステートストリート社が出している上場投資信託(ETF)です。

名称SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF
ティッカーSPYD
設定日2015年10月21日
ベンチマークS&P 500 High Dividend Index
総経費率0.07%
分配頻度四半期毎

アクティブファンドのように見えるのですが、厳密にはベンチマークに連動するファンドなのでインデックスファンドのようです。

そのため、経費率が「0.07%」とかなり低いものになっています。

SPYDの特徴は?

SPYDの特徴は、やぱり高い配当を受けられる点です。

組み入れ銘柄77(本来は80)
ファンドの配当利回り4.63%
2023年12月28日現在

SPYDは4%程度の利回りとして有名ですが、2024年1月1日現在では、ファンドの利回りとして「4.63%」と記載されていて、5%近くの配当利回りになっています。

ちなみに組み入れられる80銘柄は、各社の財務状況や成長率などを全く考慮せず、S&P500採用銘柄のうち配当利回りが高い上位80銘柄を機械的に取り入れるというカタチのようです。

ただ、リバランスの関係上、80に達しないこともあるようです。

SPYDに対する批判

高い利回りがあって素晴らしいじゃないか、と思うかもしれませんが、実際は、市場から評価されず、価格が下がった結果として、配当の利回りが上がり、SPYDに組み入れられてしまっている銘柄も多くありません。

年に2回リバランスを行っているようですが、直近で成長し、市場から評価された銘柄が外され、一方で、直近で価格が下落し、不人気となった銘柄が採用されるということも多く、不人気銘柄のファンドという言い方もできるかもしれない。

よって、それが不安で、SPYDに手を出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、わたしが実際に定期購入してどうなったか見ていきたいと思います。

SPYDを1年間積み立ててみた

1年間の購入履歴

2020年2月から定期積立を開始しました。SBI証券ではETFの定期購入が可能なのでその設定を行いました。予算は月50,000円、2021年からは55,000円、2023年からは60,000です。実際は成り行きで注文するので、予算内でもう少し買えそうな状況でも、予算をかなり余らせた購入になってしまうようです。

約定日口数単価(USD)支払総額
2023/1/26841.02USD42,542円
2023/2/28940.68USD49,979円
2023/3/27335.38USD(配当での買い増し)
2023/3/281036.53USD47,901円
2023/4/261037.77USD50,596円
2023/5/261035.50USD49,721円
2023/6/19237.32USD(配当での買い増し)
2023/6/271035.84USD51,512円
2023/6/27135.84USD(配当での買い増し)
2023/6/28136.36USD(配当での買い増し)
2023/7/26938.73USD49,270円
2023/8/28936.69USD48,461円
2023/9/26936.92USD47,439円
2023/9/27535.26USD(配当での買い増し)
2023/10/4134.13USD(配当での買い増し)
2023/10/261033.68USD50,698円
2023/11/28935.87USD47,927円
2023/12/25438.91USD(配当での買い増し)
2023/12/27938.95USD50,107円
合計129586,153

1年間積み立てて、12+7回(配当での買い増し)で合計19回購入しました。

合計で口数が129口、支払い金額:586,153円です。支払い金額には手数料+消費税も含まれていますので実際の購入コストになっています。

2020年、2021年、2022年の口数と支払い総額を加えると以下のようになります。

口数支払い総額
2020年153467,515円
2021年131544,339円
2022年110533,828円
2023年129586,153円
合計5232,131,835円

1年間の損益履歴

では、実際の損益の履歴を見てみましょう。

年月支払総額評価額損益(額)損益(%)
2023年1月1,588,2242,206,085+617,861+38.90%
2023年2月1,638,2032,245,779+607,576+37.09%
2023年3月1,686,1042,144,023+535,168+27.16%
2023年4月1,736,7002,235,386+498,686+28.71%
2023年5月1,786,4212,177,597+391,176+21.90%
2023年6月1,837,9332,457,727+619,794+33.72%
2023年7月1,887,2032,574,366+687,163+36.41%
2023年8月1,935,6642,589,285+653,621+33.77%
2023年9月1,983,1032,566,818+583,715+29.43%
2023月10月2,033,8012,526,317+492,516+24.22%
2023年11月2,081,7282,754,580+672,852+32.32%
2023年12月2,131,8352,897,571+765,736+35.92%
損益履歴

1年間の振り返り

1年チャート

ドル換算では、1.26%の下落。年初めに年初来高値を記録した後は下落一方。11月には34ドルも割る33ドル代に。

ただ、それ以降は上昇し、最終的には1%強のマイナスで着地しました。

次に円換算で算出してみます。

円換算

円換算のチャートです。

1月下旬にはプラスの2.8%の上昇になりましたが、その後下落。3月の中旬には、マイナス14%以上のマイナとなってしまいましたが、その後上昇。8月にはいったんプラスにはなりましたが、また下落。10月中旬にはマイナス9%以上になりましたが、最終的には、約プラス2%の上昇で着地しました。

日付円換算上昇率
1月1日5,4140.00%
1月8日5,317-1.82%
1月15日5,316-1.84%
1月22日5,4310.31%
1月29日5,5722.84%
2月5日5,4600.84%
2月12日5,5712.82%
2月19日5,5041.64%
2月26日5,5031.62%
3月5日5,084-6.49%
3月12日4,748-14.03%
3月19日4,719-14.73%
3月26日5,046-7.29%
4月2日4,997-8.35%
4月9日5,077-6.64%
4月16日5,090-6.37%
4月23日5,201-4.10%
4月30日4,994-8.41%
5月7日4,915-10.15%
5月14日4,971-8.91%
5月21日4,993-8.43%
5月28日5,070-6.79%
6月4日5,152-5.09%
6月11日5,275-2.64%
6月18日5,137-5.39%
6月25日5,351-1.18%
7月2日5,272-2.69%
7月9日5,260-2.93%
7月16日5,4570.79%
7月23日5,4560.77%
7月30日5,383-0.58%
8月6日5,5141.81%
8月13日5,345-1.29%
8月20日5,362-0.97%
8月27日5,4670.97%
9月3日5,4240.18%
9月10日5,413-0.02%
9月17日5,255-3.03%
9月24日5,237-3.38%
10月1日5,096-6.24%
10月8日5,169-4.74%
10月15日5,054-7.12%
10月22日4,936-9.68%
10月29日5,275-2.64%
11月5日5,202-4.08%
11月12日5,360-1.01%
11月19日5,364-0.93%
11月26日5,5061.67%
12月3日5,4721.06%
12月10日5,5262.03%
12月17日5,5452.36%
12月24日5,5272.04%

配当履歴

次にもらった配当金の履歴です。

年月配当金保持口数受取配当金
2023年3月0.387419ドル411114.07 ドル
2023年6月0.465386ドル444148.80 ドル
2023年9月0.440871ドル476150.93 ドル
2023年12月0.533953ドル510195.47 ドル
合計609.27 ドル

2023年で受け取った配当金の合計が「609.27ドル」になりました。これを円換算すると、1ドル140円として計算すると、「85,297円」です。月7千円強でしたね。

ワタシのSPYDの投資金額が2023年12月末では「2,131,835円」ですので、2023年のワタシの配当利回りは「4.00%」でした。

1年間SPYDを積み立てて思ったこと

やっぱり投資というのは「長期で愚直に積み立てる」ということを痛感しました。これは、ずっと同じです。

特に2022年は、株価は下落し苦しい1年でした。それにもかかわらず、高配当ETFは円換算では下げていません。ただ、2023年は下落し、指数が大きく上昇する中、寂しい結果にはなっています。

それでも、円換算だと最終的にはプラスに落ち着き、大きくマイナスになることはありませんでした。

高配当株は投資効率が悪く、インデックス投資に劣ると思われがちで、実際、パフォーマンス的にはよくなかった一年ですが、キャッシュフローがもらえるという点で、高配当ETFも悪くないのではないでしょうか。

ワタシは、今まで通り、買い付けていこうと思っています。