SMTゴールドインデックス(金の投資信託)運用報告(2022年6月)

ワタシは『SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)』を積み立てています。

ゴールドは、利息が付かない資産で資産拡大には寄与しないといわれています。

ですが、実際積み立てるとどうなるでしょうか。見ていきましょう。

なお、前月の運用報告は以下の記事をご参照ください。

「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」とは

商品名三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
信託報酬0.275%
信託財産留保額なし
購入時手数料なし
純資産37億円(2021年7月3日現在)
ベンチマークLBMA金価格(円換算ベース)
設定日2017/11/28
償還日無期限
主要な資産ISHARES GOLD TRUST (IAU)

まず、ワタシが積み立ててている「SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)」のファンドの紹介です。

ブログ記事「金の投資信託を購入しました、その理由は?」を書いた2021年8月には純資産額が13.65億円だったにも関わらず、あっという間に倍以上の37億円にまでお金を集めています。それだけ最近は金に注目が集まっているのでしょうね。

年初来チャート

まず、年始から株価が暴落していますが、ゴールドはどうでしょうか。ドルベースですが、ゴールドのチャートを見てみましょう。

金のETF「IAU」とS&P500の年初来のチャートが以下になります。

ゴールドは、3月に急騰しましたが、その後値段を下げ、7月3日現在で0.12%程度の上昇となっています。ほぼ横ばいです。

一方S&P500に至ってはとうとう20%以上の下落になっています。

積み立て履歴

では、ワタシのゴールドインデックスの積立履歴を見ていきましょう。

年月基準価額評価額評価損益投資額
2021年8月12,7241,027,952+27,952(2.80%)1,000,000
2021年9月12,3461,193,087-6,957(-0.58%)200,000
2021年10月13,0541,465,955+65,955(+4.71%)200,000
2021年11月12,9531,645,406+45,406(+2.84%)200,000
2021年12月13,2411,886,249+86,249(+4.79%)200,000
2022年1月12,4512,072,398+72,398(+3.62%)200,000
2022年2月13,9212,393,065+193,065(+8.78%)200,000
2022年3月15,0642,792,583+392,583(+16.36%)200,000
2022年4月15,4563,063,306+463,306(+17.82%)200,000
2022年5月15,1133,193,062+393,062(+14.04%)200,000
2022年6月15,7963,540,727+540,727(+18.02%)200,000

毎月20万ずつ積み立てていますが初回の2021年8月だけ100万円を一括で投資しています。

ゴールドは利息も生まず、成長しないと思われる資産ですが、結構増えています。

年初来チャートでは、ほぼ横ばいであるにも関わらず、12月末でプラス4%程度であった含み益が6月末には18%程度に成長しています。

SPDRゴールド・シェア(1326)とiSSP500米国株(1655)のチャート

円換算にするために東証のETFで比較したチャートが以下のチャートになります。

過去1年の円ベースのチャートだと、この最近の下落もあり、金はS&P500を超えるパフォーマンスをあげています。一方、S&P500は過去1年のパフォーマンスはとうとう5%代に突入。下落する一方になりつつあります。

ただ、お分かりだと思うのですが、価格が大きく上昇した原因は『円安』です。

「為替ヘッジあり」だとどうなったか?

為替ヘッジあり(1年チャート)

「為替ヘッジあり」だと、過去1年を見ると、価格が上昇した局面はあるものの、結局、価格が下がっていることがわかります。最大で15%程度増えてますが、結局は、この1年ほぼ成長しない価格まで戻ってきています。

為替変動はするものですし、基本的にはあるレンジに収まると思うので、ワタシはヘッジは不要だと思います。

まとめ

積み立て開始から11か月経過した時点で、18%程度の含み益が出ています。

2022年から始まった下落局面にもかかわらず、安定したパフォーマンスだと思います。

皆さんの投資の一助になればと思います。