jQueryプラグイン「VIDE」で動画を全画面背景で表示する方法
今回はjQueryプラグイン「VIDE」を利用して、全画面背景を動画にする方法を紹介します。
Contents
jQueryプラグイン「VIDE」で動画を全画面背景で表示する方法
インストール方法
まず、トップページから「Download」ボタンをクリックしてください。
するとGitHubのページに行きますので「Source code (zip)」のリンクを押すと、ライブラリ一式格納された書庫ファイルをダウンロードすることができます。
書庫ファイルを解凍すると以下のようなファイルが展開されます。
導入方法
JSファイルインクルード
まず、jQueryのライブラリを読み込んでください。
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.2/jquery.min.js"></script>
次に、VIDEのJSファイルを読み込んでください。
ダウンロードした書庫ファイルの中にある「dist」フォルダ直下にJSファイルがありますので、どちらかを読み込むようにしてください。
<script src="/assets/Vide-0.5.1/dist/jquery.vide.min.js"></script>
実装方法
実装方法にはHTMLマークアップで対応できる方法とJavascriptでVIDEを初期化する方法があります。
HTMLマークアップ
<body style="width: 100%; height:100%; border:0;"
data-vide-bg="/assets/Vide-0.5.1/examples/video/ocean.mp4"
data-vide-options="playbackRate:1, autoplay: true, loop: true, muted: true, position: 0% 0%"
>
</body>
「data-vide-bg」に背景に設定したい動画や画像のパスを指定してください。
また「data-vide-optiions」にはオプションを指定してください。
VIDE初期化
<body id="myBlock">
<script>
$('#myBlock').vide('/assets/Vide-0.5.1/examples/video/ocean.mp4');
</script>
</body>
JavaScriptで初期化することでも利用することができます。
その場合は、jQueryのセレクタで対象のオブジェクトを指定し、videオブジェクト指定してください。
第1パラメータは、背景に設定したい動画や画像のパスを指定してください。
第2パラメータには、オプションを指定してください。指定しない場合には、デフォルトで実行されます。
HTMLコード
HTMLマークアップの場合
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>vide demo</title>
<meta charset="utf-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=1" />
<!-- jQuery -->
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.2/jquery.min.js"></script>
<!-- VIDE -->
<script src="/assets/Vide-0.5.1/dist/jquery.vide.min.js"></script>
<style type="text/css">
html,
body {
height: 100%;
margin: 0;
padding: 0;
}
</style>
</head>
<body style="width: 100%; height:100%; border:0;"
data-vide-bg="/assets/Vide-0.5.1/examples/video/ocean.mp4"
data-vide-options="playbackRate:1, autoplay: true, loop: true, muted: true, position: 0% 0%"
>
</body>
</html>
Javascirpt VIDE初期化の場合
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>vide demo</title>
<meta charset="utf-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=1" />
<!-- jQuery -->
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.2/jquery.min.js"></script>
<!-- VIDE -->
<script src="/assets/Vide-0.5.1/dist/jquery.vide.min.js"></script>
<style type="text/css">
html,
body {
height: 100%;
margin: 0;
padding: 0;
}
</style>
</head>
<body id="myBlock">
<script>
$('#myBlock').vide('/assets/Vide-0.5.1/examples/video/ocean.mp4');
</script>
</body>
</html>
デモ
オプション
HTMLで「data-vide-options」属性を指定、または、JavascriptでVIDE初期化時にオプションを指定できます。
指定できるオプションとデフォルト値は以下のページに記載されています。
なお、「volume」「playbackRate」「muted」「loop」「autoplay」はHTMLタグの「video」タグで利用される属性になります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
その他のオプションを紹介しておきます。
position
CSSのプロパティ「background-position」に似たプロパティになります。
デフォルトは「’50% 50%’」になります。
posterType
動画読み込み中に表示される画像のタイプを指定できます。
デフォルトは「detect」で自動識別となります。
「none」を指定すれば動画読み込み中には何も表示されなくなります。
その他「jpg」「gif」「pgn」などの拡張子を指定することができます。
resizing
「true」を指定すると表示サイズに合わせて、背景動画の大きさを自動調整してくれるようになります。デフォルトは「true」です。
bgColor
VIDEに設定されているDIVオブジェクトの「background-color」を指定できるオプションです。
デフォルトは「transparent」で透明となっています。
className
VIDEに設定されているDIVオブジェクトのCSSクラスを指定できます。