DELL XPS13 を約6年を使ってレビュー/評価をしてみた
わたしのお気に入りのラップトップ「DELL XPS13」を約6年位前に購入したんですが、いまさらながら、レビュー/評価をしてみようと思います。
普通こういう製品レビューって購入し使用してすぐにレビューするものなのでしょうが、今回は約6年経過してからのレビューです。
不思議なレビューでしょうが、「DELL XPS13シリーズ」のレビューみたいなものだと考えてもらっていいと思います。長期間利用したらどうなったか、というレビューですね。
現在の最新版との比較もします。XPS13の購入を検討されている方は、参考にしてみてください。
なお、2021年11月に XPS13(9305)を購入しました。詳細については『DELL XPS13(9305)の購入し、セットアップ後、評価/レビューしてみた』を参照ください。
DELL XPS13 を約6年を使ってレビュー/評価をしてみた
製品仕様
まず、わたしの持っているXPS13のスペックをおさらいしてみたいと思います。
購入モデル | (参考) 最新同等 モデル | |
モデル名 | XPS13 9343 | XPS13 9305 |
CPU | 第5世代 Intel® Core™ i7-5500U | 第11世代 Intel® Core™ i7-1165G7 |
メモリ | 8 GB | 16GB |
OS | Windows 10 | Windows 10 |
価格(当時) | 142,604円(実際に支払った価格) | 175,480円(2021年7月18日現在) |
USB / 映像出力 | USB 3.0 Type A 2つ / ミニ DisplayPort | USB 3.2 Gen 2 Type C Thunderbolt™ 4(DisplayPort対応/電源供給) x 2 |
メディアカードリーダー | SDカードスロット | MicroSDスロット |
寸法 | 高さ:9 mm ~ 15 mm 奥行:200 mm 幅:304 mm | 高さ:15.8 mm 奥行:199 mm 幅:302 mm |
重量 | 1.18 kg | 1.16 kg |
外観
XPS13はやっぱりベゼルの薄さ/細さですよね。ディスプレイが13.3インチも関わらず、サイズ感としては11インチクラスのサイズで、当時、そのベゼルの薄さは印象的で、XPS13の一番の魅力でした。
現在の最新版のXPS13でもポリシーを引き継いでいて、クールな外観は当時からでしたね。
現在でも6年前の製品を見ても古臭さは感じません。まだまだ全然格好いいです。
デザイン性は私の購入モデルも最新モデルも素敵です。
耐久性
外観からもわかる通り、よく持ち歩いていたにも関わらず、大きな傷はありません。
雑に扱っても故障することはありませんでした。
この製品の前のPCは、2~3年に一度は、製品出荷状態に戻して初期状態に戻すのが普通ですが、XPS13を6年使ってもそういうことはありませんでした。リカバリディスクはいまだ使用していません。
あと、ハードウェア的にも故障することはありませんでした。丈夫だと思います。
キーボード
XPS13を使用する前は、実はHPのラップトップを使っていました。このラップトップのキーボードが打ちにくさといったら、酷くて、4~5年使いましたが、最後まで慣れませんでした。長文を書くときにひどくストレスになっていました。
XPS13は、HPの製品よりは打ちやすいと思います。確かにデスクトップパソコンの大きなキーボードに比べると、打ちやすさは負けますが、まずそこそこ「キーストローク」はあると思います。深めです。
「キーピッチ」は狭めですが、小さいラップトップパソコンということでそれはあきらめるべきです。
わたしは合格点だと思います。
性能(CPU/メモリなど)
CPUはインテルのCore i 7の高性能のモデルでした。当然、高額でしたが、お金を払う価値はあったと思います。
購入から6年。全くストレスなく動いています。やっぱり当時の最新モデルに8MBのメモリ搭載のPCでした。起動ボタンを押して、10秒もかからず起動します。性能だけなら、まだ、買い替える必要のない感じです。
価格は14万台になっていますが、たしかクーポンで使った価格だと思います。よって、参考として載せている「最新同等モデル」と同じような値段だったと思います。
10万を超えるとさすがに安くはありませんが、お金を払う価値はあったスペックだと思います。
外部インターフェース(USB)
USBについてはUSB3.0の口が二つ。USBメモリや外付けHD、その他デバイスをつながてるので、口は足りませんでした。よって、USBハブを利用しています。
パソコンの軽量化やサイズを小さくするため、極限に部品を減らしたためだと思いますが、スタイリッシュなデザインとは逆に、機能性は落ちたものになっているのかもしれませんが、それは仕方のないことなのかもしれません。
最新モデルの場合は?
この5,6年でUSBインターフェースはかなり変わりましたね。最新モデルだとUSB3.2のType C が一つついているだけのようですね。5,6年前主流だった、そして、いまも主流なのかもしれませんが、USB3.0 Type Aは最新版ではサポートされてないんですね。購入にあたっては、変換アダプタが必要になりそうですね。
外部インターフェース(映像出力)
「ミニ DisplayPort」で、HDMIでもDVIでも、RGBでもありません。
購入当初、『この先主流になるインタフェースだ』、だから、対応していない製品が多いが、今後主流になるだろうから、と思っていたのですが、6年たっても主流はHDMIですね。結局、常にアダプターを使用していました。
わたしが使用していたアダプタは以下のような商品です。
この商品、いろいろなインターフェースに変換できて、非常に便利でした。ただ1点申し上げると、1年くらいで壊れる印象です。今使っているのは以下の製品でHDMI限定にしてます。
最新モデルの場合は?
最新のXPS13では「Thunderbolt™ 4」のようですね。USB 3 Type Cもそうですが、結局は、変換アダプタが必要なようですよね。HDMIがないっていうのは、結局使いづらい点で、XPS13の良くない点かもしれません。
メディアカードリーダー
SDカードスロットでした。ミラーレス一眼を利用しているので、助かりました。やっぱり、SDカードスロットがわたし的にはよかったです。
最新モデルの場合は?
MicroSDスロットに変わってますね。使用しているガジェットでMicroSDカードを利用していない私にとっては不便です。特にミラーレス一眼を使っているので、アダプタを購入しないといけないことを考えると、最新版はちょっと残念な仕様になっているかもしれません。人によると思いますが、購入を検討されている方にとっては、残念な点になっている人は多いのではないでしょうか。
寸法/重量
まず、寸法は、小さめだと思います。これはベゼルの薄さに起因するもので、13インチにもかかわらず、サイズ感としては11~12インチくらいのラップトップパソコンのような印象です。
重量は、1kgを超えるもので、別メーカーでは1kgを割るモデルもある中、若干、重めかもしれません。ただ、カバンに入れて、「これは重い!」なんて思ったことはありません。ノートパソコンってこんなものだと思います。
また、使用するときには一定の重さがあるため、パソコンが動いてしまうこともないため、逆に使いやすいと思います。パソコンが重すぎなければ、使用時のことを考えると、若干重さがあり、簡単に動かないことを考えれば、必ずしも悪いことではないかと思います。
バッテリーの使用可能時間
購入時、何時間くらい使用できる!みたいな宣伝文句があったような気がします。「10時間使用可能」とかだった気がしますが、その詳細は思えていません。ですが、実際に時間は次のような感じでした。
1~2年目
バッテリのもちは素晴らしかったです。2~3時間くらいの打ち合わせなら、電源を持たずに出かけていました。
別に省エネモードとかする必要はなく、フル稼働で3時間以上は余裕で稼働しました。ちゃんと持つので、省エネモードでPCを稼働したことはなかったのですが、省エネモードであれば、問題なく6~8時間利用できたのではないでしょうか。
3~4年目
バッテリの消耗が少し気になるようになってきました。ですが、ディスプレイの明るさを落としたりするなどの省エネモードであれば、3~4時間起動していました。たしか3年くらい使ったくらいで、海外に持ってい行ったことあるのですが、5時間くらいの飛行時間中、省エネモードで利用したとき、ぎりぎり目的地まで持った記憶があります。
5~6年目
バッテリがほぼ機能しなくなってしまいました。今年に入ってからは、電源コードを抜くと、2~3秒で電源が落ちるようになり、電源なしではほぼ利用できなくなってしまいました(よって、現在新しいモデルの購入を検討中…)
最新モデルを購入を検討の方へ
XPS13をわたしみたいに長期間利用したいと思っている方がいらっしゃるようでしたら、「バッテリー延長サービス」というのがあり、それを利用すれば交換できるようですね。
ただし、前提として「製品保証」を延長しないといけないみたいですね。
新作を購入するのなら、DELLの直販サイトで買うな
ここからは、新作を検討中のわたし自身へのメッセージです(笑)。新作を調べているうちに、『こういう購入方法がいいよね?』と思ったので、備忘録として載せておきます。
楽天市場の「デル(DELL)公式 楽天市場店」で購入しましょう
いますぐ購入して、納入まで待つのが嫌なら、実店舗で購入すればいいと思いますが、購入から納入まで待ってもよいのなら、ネットで購入しましょう。
しかも、直販サイトで買うのはやめましょう。買うのなら「デル(DELL)公式 楽天市場店」で購入しましょう。
「デル(DELL)公式 楽天市場店」で購入する理由
理由は単純です。ポイントがたくさんもらえるからです。つまり、実質安く買えるということです。
例えば1パーセント還元の楽天カードを利用して200,000円のDELL PCを購入するとしましょう。
- 直販サイトで購入する場合
200,000円×1%(0.01)=2,000円還元 - 楽天市場で購入する場合
200,000円×最低3%(0.03)=最低6,000円還元
もし、楽天カードをお持ちなら、還元率の高い楽天市場を購入したほが明らかにお得です。
この説明では「最低3%」と記載しましたが、SPG(スーパーポイントアッププログラム)の倍率に依存します。
楽天カードをお持ちなら、最低還元率は3%になるので、サンプルでは3%還元で計算しました。
しかし、ほかの楽天サービスを利用していれば、還元率はもっと上げります。
しかも、毎月「0と5のつく日」であれば、還元率はさらに2倍プラス(5%)。また、楽天イーグルスやサッカーのビッセル神戸/スペインのFCバルセロナが勝った次の日はさらに、ポイントが増えるプログラムを実施しています。
さらにさらに、期間限定で「お買い物マラソン」など買い回りキャンペーンを期間限定で実施していますから、タイミングを見計らって購入すると、ポイントは10~20~30%になったりします。とんでもない金額相当のポイントが戻ってくることを考えると、「Dellオンラインストア 楽天市場店」で購入するべきです。
購入を検討されている方がいらっしゃったら、ぜひ、「Dellオンラインストア 楽天市場店 」で購入ください。
まとめ
最後に6年使用した感想を簡潔にまとめます。
良かった点
- 外見が格好いい(クールだ)
- 13インチでも他社の同等の製品に比べると筐体は小さい
- 丈夫でハードもソフトも壊れたことがない
- 6年たってもハイスペックモデルでは相変わらず高性能でストレスを感じることはない
- バッテリも当初は長期間使用可能で電源コードが不要だった
悪かった点
- USBポートの数が少なく、結局、USBハブを利用
- ミニDisplayPortもそのまま利用したことはなく、結局、変換アダプタが必要だった
- バッテリは4年を越えるとさすがに消耗しだし今はもう電源コードなしでは利用できない
最新モデルもやっぱりほしい
長年使って出した結論は「次もXPS13が欲しい」ですね。ただ、最新モデルでSDカードが使えなくなっているのはちょっと残念ですね。ですが、XPS13は「買い」だ!。これは間違いありませんよ!!!
最後に楽天市場へのリンクを張っておきますね。ぜひ、購入の検討をしてみてくださいね。