高配当ETF(HDV・SPYD)は、コロナ後の金利上昇局面でどうなったか?

高配当ETF(HDV・SPYD)は、コロナ後、金利上昇局面でどうなったか?

グロース株急落

2022年1月の第4週、株価が急落しましたね。特にNASDAQ100指数に代表されるグロース株がひどい下落に見舞われています。

まず、過去1か月の推移を見ていきましょう。

NASDAQ100指数

2021年12月23日16,308.210.79%
2021年12月27日16,567.501.59%
2021年12月28日16,488.66-0.48%
2021年12月29日16,491.010.01%
2021年12月30日16,429.10-0.38%
2021年12月31日16,320.08-0.66%
2022年1月3日16,501.771.11%
2022年1月4日16,279.73-1.35%
2022年1月5日15,771.78-3.12%
2022年1月6日15,765.36-0.04%
2022年1月7日15,592.19-1.10%
2022年1月10日15,614.430.14%
2022年1月11日15,844.121.47%
2022年1月12日15,905.100.38%
2022年1月13日15,495.62-2.57%
2022年1月14日15,611.590.75%
2022年1月18日15,210.76-2.57%
2022年1月19日15,047.84-1.07%
2022年1月20日14,846.46-1.34%
2022年1月21日14,438.40-2.75%

年末からだと「-11.53%」の下落ですね。

S&P500指数

次にS&P500指数を見てみます。

2021年12月23日4,725.780.62%
2021年12月27日4,791.191.38%
2021年12月28日4,786.36-0.10%
2021年12月29日4,793.060.14%
2021年12月30日4,778.73-0.30%
2021年12月31日4,766.18-0.26%
2022年1月3日4,796.560.64%
2022年1月4日4,793.54-0.06%
2022年1月5日4,700.58-1.94%
2022年1月6日4,696.05-0.10%
2022年1月7日4,677.02-0.41%
2022年1月10日4,670.29-0.14%
2022年1月11日4,713.070.92%
2022年1月12日4,726.350.28%
2022年1月13日4,659.02-1.42%
2022年1月14日4,662.850.08%
2022年1月18日4,577.34-1.83%
2022年1月19日4,532.76-0.97%
2022年1月20日4,482.73-1.10%
2022年1月21日4,397.93-1.89%

年末からだと「-7.73%」の下落になっています。こちらも大きな下落です。

高配当ETFはどうだったか?

この下落局面、高配当ETFの価格を見ていきましょう

HDV

2021年12月23日99.790.27%
2021年12月27日100.811.02%
2021年12月28日100.850.04%
2021年12月29日100.970.12%
2021年12月30日100.85-0.12%
2021年12月31日100.990.14%
2022年1月3日101.190.20%
2022年1月4日101.870.67%
2022年1月5日101.960.09%
2022年1月6日102.120.16%
2022年1月7日102.830.70%
2022年1月10日103.020.18%
2022年1月11日103.590.55%
2022年1月12日103.53-0.06%
2022年1月13日103.07-0.44%
2022年1月14日103.50.42%
2022年1月18日102.88-0.60%
2022年1月19日102.48-0.39%
2022年1月20日101.82-0.64%
2022年1月21日101.06-0.75%

HDVはこの局面だと、「+0.07%」ということで、ほぼ変わっていません。

SPYD

2021年12月23日41.280.39%
2021年12月27日41.751.14%
2021年12月28日41.890.34%
2021年12月29日41.990.24%
2021年12月30日420.02%
2021年12月31日42.050.12%
2022年1月3日42.390.81%
2022年1月4日43.111.70%
2022年1月5日42.97-0.32%
2022年1月6日43.310.79%
2022年1月7日43.720.95%
2022年1月10日43.71-0.02%
2022年1月11日43.790.18%
2022年1月12日43.890.23%
2022年1月13日440.25%
2022年1月14日44.20.45%
2022年1月18日43.74-1.04%
2022年1月19日43.16-1.33%
2022年1月20日42.56-1.39%
2022年1月21日42.07-1.15%

SPYDは年末からだと「+0.05%」となっていて、こちらもほぼ変わっていません。

高配当ETFと指数を比較してみる

年末の終値を100としてチャートを作ってみました。

高配当ETFと指数の較

青の線が「HDV」です。

赤の線が「SPYD]です。

グレーの線が「S&P500指数」です。

黄色の線が「NASDAQ100指数」です。

見ての通り、高配当ETFは上昇後、さすがに少し下落していますが、指数に引きずられずに頑張っています。

高配当ETFは、グロース株とは異なり、バリュー株で構成されていることもあり、グロース株で構成されるNASDAQ100指数ほど下落を食らいませんでした。

グロース株下落局面で感じたこと

グロース株が急落したため、ワタシのポートフォリオもかなりやられています。

インデックス投資をメインにしていますし、NASDAQ100指数にも投資しています。

ですがその一方、高配当ETFを買ってよかったお思える局面でもあります。

やっぱり、投資は「分散が大切」ということに気が付かされました。

  • セクター分散
  • 地域分散
  • 時間分散

レバレッジ商品を一点買いするようなポートフォリオをする人もいますが、ワタシは、リスク許容度が高くないので、いろんな商品に分散しておいてよかったと思います。

なお、「金も下落していません」。来月月初の資産公開でも載せる予定ですが、金は大きく下落していないどころか、少し上昇しています。

結論、「分散投資は大切」ですね。